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私たち株式会社 木葉社は数少ないアーボリカルチャー企業として
人と樹木、街と森をつなぐ活動を行うことで
地域生活と、それをとりまく自然環境に魅力と価値を生み出します。



森林と人の暮らしから

私が林業という仕事に出会い、街場に暮らしながら奥山の現場に入り始めたのが10年以上前のことです。
当時は林業という仕事が少しずつ世の中の注目を浴び始めた時期で、
山で仕事をしながら山をとりまく状況を学び始めました。

都市郊外や地方都市、山村を囲む森林では戦後に植えられた針葉樹や広葉樹の森が
手入れ不足により劣化し、ゲリラ豪雨などの影響による洪水や土砂崩れなどの
災害の要因にもなったりもしています。 

しかし、こうした森はもともと私たちの先祖にあたる人々が木を植え、手入れをしてきた財産でした。
木々は人の手に応えるように大きく育ち、動植物のゆりかごとなり、水を蓄え地域を潤してくれていたのです。
こうした森や林の機能や価値は減じてもなお、私たちの生活を陰で支えてくれています。 

しかし時代の中で、いつの間にか私たちの暮らしからは自然が姿を消し、
森からの恩恵にも気が付きにくい生活様式へと変わってしまいました。 
海外からの木材の輸入が始まった高度経済成長の最中、
日本の森林はほぼ忘れられた存在となっていったのです。

そんな中、野外での音楽フェスティバルやキャンプ、登山や岩登りなどが若者に支持され、
都市部で働く若者が田舎暮らしや自給自足の生活に憧れ、
自然と共にある暮らしを実践しようとする人たちも増えてきました。
現代の便利さを捨てて、自然との付き合いが深かった過去の生活様式へ
戻ることは容易ではありませんが、自然を少しでも身近に感じながら生活できたなら、
自然とともに歩んできた先祖の想いに触れることが出来るのではないか、
現状よりも幸せを感じることができるチャンスを増やすことが出来るのではないかと感じています。